韓国語を覚えてドラマを見ると面白さが百倍になる

新型コロナが猛威を振るっていた頃に「愛の不時着」という韓国ドラマが流行りました。みなさんはあれを日本語字幕でご欄になったかと思いますが、、私もそうです。ただし、6割くらいは字幕を見ないでもセリフがわかりました。なぜなら、ドラマをリアルに楽しむために韓国能力検定2級まで取得して韓国語を勉強したからです。
こういう状態になってみてわかったことは、「日本語字幕と本当の韓国語のセリフでは若干言ってることが違う」ことが多々あります。それから愛の告白なんかのシーンでも感動の度合いが爆上がりします。そりゃ~言った瞬間に告白の内容がリアルタイムにわかった方がドラマの世界に没入しやすいですから。
韓国語を勉強するのに私がやった方法は、韓国語のよく使われる文章を丸暗記するという方法です。英語のドラマに比べると韓国語ドラマの場合、よく使われるセリフが決まっています。例えば「다시 한번 말해주세요.(もう一度言ってください)」なんかは同じドラマの中でも繰り返し出てくる頻出フレーズです。カタカナ表記すると「タシ ハンボン マレジュセヨ」ですが、韓国語の良いところは、本当の発音を無視して乱暴に言うとカタカナ読みで覚えてもほぼネィティブの韓国語を理解できるようになります。英語と違ってかなり日本語に発音的にも似ているからです。
16ヶ国語を話せるYouTuberも言っていましたが「日本人が一番習得しやすい外国語は韓国語」です。文法的に語順が韓国語と日本語は一緒です。「私は日本人です」は韓国語では「저는 일본사람 입니다」(チョヌン イルボンサラミムニダ)となります。「私は=チョヌン」「日本人=イルボンサラム」「です=イムニダ」と語順が日本語ご変わりません。それに特殊な激音のようなものを除いては英語の母音や子音のような音自体が聞き取れないし発音も難しいというものがあまりないです。
だからよく使う文章を丸暗記すれば、すぐドラマの中で理解できるセリフが増えていきます。ただしハングル表記を読むという意味での韓国語はちょっと難しいです。通常韓国語の文字は左辺と右辺の2文字の組み合わせでできていますが、この下に3文字目を入れて2階建てにするのがパッチムです。パッチムは通常1文字ですが2文字のパッチムもあります。ハングルは発音記号なのでハングルがわかれば正しく発音もできるんですが、色々変則ルールがあって習得は難しいです。
しかし韓国ドラマを字幕に頼らずリアルに楽しむという目的で韓国語を学ぶなら、特にハングル表記は覚える必要はありませんが、韓国語講座や語学入門書では、逆にハングルから入るものが多いのでハードルを無駄に高くしています。
順番が逆なんです。簡単な韓国語をカタカナ読みで丸暗記してドラマのセリフ程度ならだいたいわかるようになった後に、「そう言えばよく聞くあのセリフはハングルではどう書くのかな?」と興味がでたらハングルも覚えればいいんです。そういう意味で入門書として私がお勧めするのは「口を鍛える韓国語作文」という本です。これは基本的な韓国語文章を日本語から韓国語にしてすぐ言えるようにするものです。発音もカタカナとハングルが併記されているので、ハングルが全くわからなくても韓国語の練習ができます。CDもついているのでその文章をネイティブが話すとどういう感じなのかは確認できます。CDの音を聞くと「カタカナでは同じクだけど何種類かのクの発音がありそう」などといったことも気づきますが、当面は日本語のカタカナ読みでOKです。そうやって覚えても、ドラマの韓国語は理解できます。自分で話すと日本語のカタカナ読みで韓国語を話すと通じない文章が出てきますが、ネイティブは日本人的発音も理解してくれると思います。よく英語圏の人が「わた~しは~アメーリカからきました」なんて変な抑揚で日本語を言っても我々は理解できるのと同じです。
無理やりに英語などの第2外国語学習に話を結びつけると、日本人が非常に学びやすい韓国語を、このように文章丸暗記で覚えて、ドラマがわかるようになるという成功体験をすると、「同じ方法で英語やスペイン語もわかるようになるかも」という欲がでてきます。そしてそれが王道なんですが、韓国語に比べて他の言語の場合、カタカナ表記で覚えても使い物になるのはイタリア語くらいで、他の言語では母音と子音の発音が日本語とは全く別次元な程違うので、発音の音も含めて丸暗記するという点でハードルが高くなります。でも丸暗記した文章が多くなるとドラマを見てリアルに理解できるシンクロ率が高まるのは同じです。是非お試しください。
韓国語をスマホで効率的に暗記したい方は「あらゆる試験に使える暗記アプリを自作してスマホで使う方法教えます!」が参考になります。

