瞬間英作文のすすめ

私は韓国ドラマファンなのですが、韓国ドラマのセリフを字幕なしで生で理解したくて、よく出てくるセリフや単語を丸暗記しました。その結果、韓国ドラマを見て6割くらいは字幕なしでも内容を理解できるようになりました。
これを海外ドラマでもできれば英語脳ができたという状態になります。しかし韓国語脳は日本人なら結構簡単に作れますが英語脳はそう簡単には作れません。その理由は英会話は「聞き取れない音が多い」のと「語順が日本語と逆」だからです。韓国語は日本語と語順が同じで漢字の音読みでなんとなくわかる単語が多いので、この違いは決定的に大きいです。
聞き取れるためには発音できる必要がある
英語が聞き取れない最大の理由は、実は簡単な文章でも自分で英語っぽく発音できないからです。英語っぽく発音するという意味は、英語のリズムと音を使って文章を瞬時に発話するということです。
英語は、重要な単語の母音を強調してそれ以外は小声の早口で曖昧に話します。重要な単語というのは、「もし1単語だけの会話をするとしたらどれを選ぶか」という選択です。あなたの好きな果物は?と聞かれた時の答えで、「I like an apple.」といいたい時はappleのaの所が妙に強調されてそれ以外のところは雑に早口の小声でいう話し方です。すると「アライカンナーポー」みたいになります。決して「アイ ライク アン アップル」とは言わないわけです。
それから連音化できるところはなるべく連音化させるので、「アライカンナーポー」になります。これが音として聞こえてくるので「アライカンナーポー」って何?ってなり聞き取れないわけです。これが連音化と母音強調は当たり前という英語脳の人は自分でも「アライカンナーポー」って言うので、これを、「I like an apple.」として理解できるのです。
決して現在完了形がどうだとか、関係代名詞はとかそんなことはヒアリングでは全く考えません。そんなことを意識している暇がないんです。瞬時に音の塊から意味を抽出するので、瞬間的な反射神経が重要になってきます。それを自分ひとりで練習するには、とにかく英語の簡単な文章をもの凄いスピードでリズムと母音強調だけを意識して発話するという練習が効果的です。その時、自分が何を言っているのかちょっとだけ自動翻訳しながら発話しましょう。
結局発話をすると、その音が自分でも聞こえるのでリスニングもしています。そのリスニングした音から意味を把握しながら、意識は高速に連音化と母音強調をした発話に置きます。そんなことを1時間くらいやってから共通テストをやると、文章を読むのも早くなるし、ヒアリングも聞き取れる部分が多くなります。そのゾーンに入った状態が英語脳がオンになっているモードです。
瞬間英作文の練習
もう少し教科書的なものでしっかり英語脳を作りたいという方には「瞬間英作文」の教科書があります。「スラスラ話すための瞬間英作文」という教科書があり、ここには非常に簡単で短い文章でよく使われる英語の構文単位に見開きで英語、日本語になっている本です。CDもついていますが、この本の使い道は日英、英日を瞬間に条件反射的に置き換える練習です。
- 日本語を見た瞬間い英語にできるか
- 英語を見た瞬間に日本語にできるか
この瞬間英作文で英語脳ができると、以下のような効果があります。
- 英語が瞬間的に日本語で理解できるようになる割合が増える
- 表現したいことを、文章や会話ですぐ出せるようになる
結局ゆっくりであれば理解できる英語文章を、ゆっくりではなく速度を上げてかたまりで理解できるようになる練習です。これができると英語脳ができているので、文章を読んだり、聞いたりした時の理解する速度が爆上がりします。そうなれば「時間があれば正解できた問題」に正解を出せる確率がぐんと上昇します。
受験でもなんでも英語のハードルの一つは、「ほぼリアルタイムに英語を読んだり聞いたりして理解できる」かどうかです。これが難しいので多くの受験生は簡単な問題が不正解になることが多いです。ここを乗り越えられれば簡単な問題は正解に持っていけるので、それで相当な受験生を追い抜くことができます。
暗記を効率的にスマホで行う方法は「あらゆる試験に使える暗記アプリを自作してスマホで使う方法教えます!」を参照してください。

