スーパー戦隊終了報道の今こそ!秘密戦隊ゴレンジャーの魅力を再検証

一部報道機関から50年続いたスーパー戦隊シリーズが終了するという報道があった。現在の最新のスーパー戦隊物は「ナンバーワン戦隊後ジュウレンジャー」だが、スーパー戦隊シリーズの元祖となった秘密戦隊ゴレンジャーをここで改めて振り返ってみよう。
秘密戦隊ゴレンジャーの舞台背景
まずは初代の「秘密戦隊ゴレンジャー」は欠かせないだろう。今に続く赤、青、緑、黄色、ピンクの5色のレンジャーが、歌舞伎の見えのように一人ひとり名乗りを上げて登場するというスタイルを確立した歴史的作品だ。実際、歌舞伎の演目である白浪五人男という日本伝統に基づいたキャラクター設定だった。
そもそもゴレンジャーは誰と戦っていたのか覚えているだろうか?ゴレンジャーは実は、国連が人類を守るために設立した国際秘密防衛機構イーグルの日本支部という位置づけで、戦っている相手は悪の国際組織「黒十字軍」だった。この黒十字軍は、人類を全滅させて自分達だけで地球を乗っ取るというとんでもない狙いを持ったテロ集団だった。黒十字軍自体はサイボーグ集団なので一応人間ではないという設定になっていた。
なぜ日本でだけ悪の国際組織と戦っているのかということには、一応理由がある。世界10ブロックでイーグルと黒十字軍は戦っていたが、ある時からなぜか急に日本支部に攻撃の的を絞ってきた。そのためイーグル日本支部は各地で壊滅状態となり、急遽生き残りをレンジャーとして選抜し強化訓練して反撃に出たといういきさつである。
ゴレンジャーのキャラクター設定
ゴレンジャーには各自明確なキャラクター設定があり、概ねその後ずっと継承される基本パターンを形づくった。
- アカレンジャー
- イーグル関東支部の生き残りでゴレンジャーのリーダー。優れた決断力・統率力を持つ。
- アオレンジャー
- イーグル東北支部出身のクールでいつでも冷静沈着な副隊長的役割。メカニックにめっぽう強い理系男子
- キレンジャー
- 元イーグル九州支部の力自慢の九州男児でカレー大好きな隊のムードメーカー
- ミドレンジャー
- 元イーグル関西支部の心優しい最年少隊員でチームのマスコット的存在
- モモレンジャー
- イーグル北海道支部の生き残りで隊の紅一点の存在だが、爆弾のスペシャリストという恐ろしい能力の持ち主
- 江戸川権八総司令
- イーグル日本支部の総司令官でゴレンジャーのボス。秘密基地を兼ねたスナック「ゴン」の店長でもある。
ゴレンジャーの必殺技
ゴレンジャーはなんと爆弾を5人がパスしながら最後にアカレンジャーが相手目掛けて投げつけるという攻撃スタイルをとっていた。
例えばゴレンジャーストームでは、モモレンジャーが爆弾を取り出し、それを他のレンジャーにパスしていき、最後に赤レンジャーが「エンドボール」という掛け声とともに相手にぶつける技だった。日本がやがてラグビーW杯で活躍することを予見した先見の明のある攻撃だったわけだ。
この技が段々と進化してゴレンジャーハリケーンになった。これは攻撃方法はゴレンジャーストームと同じだが、最後にアカレンジャーが「ゴレンジャーハリケーン」と叫ぶと、敵の弱点とする物体に変形させて攻撃させるという理屈抜きの必殺技だった。
最終的にどういう結末になったか
黒十字軍総裁の正体は、なんと黒十字軍の要塞自体であり、これまたなぜかカシオペアX線という宇宙線を極度に恐れる弱点があったため、ゴレンジャーハリケーン・カシオペアという必殺技で総裁を弱体化させ、とどめはバリドリーン(空を飛ぶゴレンジャー要塞)やスターマシーン(ゴレンジャー各自が乗る戦闘用バイク)を黒十字城の内部に突っ込ませて爆破してやっつけたのだ。テロ組織には自爆テロでお返しという顛末だった。
最終の戦いの後、赤レンジャーは特捜最前線で刑事として第二の人生を歩んだことはご存じの通りだ。

