街中を軽快に!「二刀流トレッキングポール術」のススメとスマートな携帯方法

近年、登山愛好家の間でブームとなっていたトレッキングポール(スキーのストックに似た山歩き用の杖)が、今や日常の街中で使われる姿を多く見かけるようになりました。当初は山登りのための訓練かと思っていましたが、実際に自分で試してみると、その理由がすぐに分かりました。トレッキングポールを使うと、驚くほど「歩くのが楽」になるのです。
最初は一本だけ購入して街歩きに出かけましたが、継続して使い続けるうちに、「やはり二本持って歩く方が断然歩きやすい」という結論に至りました。左右均等に力を使って歩くことで、バランスが取れ、体への負担も軽減されるからです。片手一本だけでは、ポールを持っていない側でバランスを取る必要があり、結果的に不安定で疲れる歩き方になりがちです。二本使いこそ、ウォーキングにおける究極のバランス術と言えるでしょう。
二刀流の悩みを解決する「ミニ」サイズ
トレッキングポールを二本差しで運用するとなると、使わない時の持ち運びが課題となります。一般的なトレッキングポールは、縮めても56cm程度にしかならず、普通のバックパックに収納しようとすると、取っ手部分が大きく飛び出してしまい、移動の邪魔になってしまいます。
そこで試行錯誤の末にたどり着いたのが、縮めると53cmになるタイプのミニトレッキングポールです。ただし普通のバックパックではこの53cmのトレッキングポールでも入りきりません。トレッキングポールが2本入る結構大きなバックパックとしては、3COINS+PLUSにある1500円のバックパックがお勧めです。私はこのバックパックに53cmのトレッキングポールを一番短くして2本入れて持ち運んでいます。
またトレッキングポールをバックパックに入れるもう一つの理由は近所の人に見られると杖をつかないといけない年齢になったと勘違いされると面倒だからです。そのため近所を歩く時はバックパックにトレッキングポールをしまって、「私は普通に散歩をしているだけです」という体を装い、少し遠くまで歩いてからおもむろにトレッキングポールを取り出して使うことでご近所対策をしています。(本記事はプロモーションを含みます)
これらのミニトレッキングポールは、携帯性と機能性を両立しており、二刀流スタイルを実践したい方には最適な選択肢と言えるでしょう。
二刀流を極めるための心構えとアイテム
トレッキングポールを日常の運動に取り入れる上で、二本持ちは単に歩行補助以上の意味を持ちます。
まず、杖を使って歩行補助をされている方の大半は一本杖です。そのため、周りの人に対して「これは運動のために敢えて使っているのだ」ということをアピールするためにも、二本セットの使用をお勧めします。これは、周囲の視線から「歩行に困難がある人」と誤解されるのを避け、「健康のための能動的な運動」として認識してもらうための、重要な差別化ポイントです。
そして、もう一つ、トレッキングポール術を極める上で欠かせないのが「高速にポールを使って歩く」ことです。
理由はその方が運動的に負荷が高く、カロリー消費や心肺機能の向上に繋がるということもありますが、それ以上に重要なのは、やはり周囲へのアピールです。「そんなに早く歩けるのにポールを使っているということは、健康増進のために意識的に使っているのだ」と周囲に示すことができます。ゆっくり歩いていると、どうしても歩行補助のイメージが強くなってしまいますが、スピーディな歩行は、そのイメージを一掃し、活動的で健康的な印象を与えます。
さらに、二刀流スタイルを完成させるために欠かせないアイテムが、スポーツサングラスです。
これは、日差しが強い日の眩しさ対策という実用的な理由もありますが、心理的な効果も非常に大きいのです。サングラスをかけることで、トレッキングポールをついて歩くことに対する「気恥ずかしさ」が薄れる効果があります。スポーティーな装いと相まって、ポールを使う姿が「本格的なウォーキングスタイル」として違和感なく溶け込むのです。
「スポーツサングラスを着用し、二本持ちのトレッキングポールで、颯爽と高速歩行をする」これが、令和の時代における最も健康的でスタイリッシュな散歩のスタイルです。
さあ、あなたも縮めても邪魔にならない53cmトレッキングポールとスポーツサングラスを身に着けて、歩くのが楽しくなる新しい健康的な散歩を始めてみませんか。二刀流トレッキングポール術は、あなたの日常のウォーキングに新たな活力を与えてくれるはずです。



