要約力=学力・生きる力という真実

あらゆる試験を受験する際に何が一番大事かといえば、それは「要約力」です。要約力とは、長い文章を簡単に要点だけに絞ってまとめる力です。だいたいの教科書は書き過ぎで、そんなにいっぱい大事なことと、大して大事でないことをごちゃまぜにされても覚えられない、そう文句をいいたくなる教科書って多いと思いませんか? そんな時に要約力があれば、「ごちゃごちゃ書いてるけど、要するにこういうこと」と簡潔にダイジェストできてコンパクトに理解できます。
そんな凄い要約力があれば勉強に有利だということは誰でも思いつきます。問題なのは「どうやったら高い要約力を身に着けられるか」という点です。私の経験では「ここがでるハズのまとめノート」を作ることでこの能力が身につきます。ここがでるというポイントはだいたいその教科書で大事な部分です。まずは最低限何が一番大事な話かという点に絞りこめば自動的に要約することになります。でもこれだけでは役立つまとめノートにはなりません。実際に過去問で出た問題の設問と答えなんかもまとめノートには盛り込む必要があります。そうなると単なる教科書のまとめではなく、そこから派生して問われるポイントとしてはどういう点かということの検証になります。教科書で大事だと思ったポイントであっても、実際に問題として出題されるポイントではないことが多々あります。そういう時は過去問で出現された方を優先します。そうやって抽象と具象の両面からその分野の大事な部分を探っていき最終的に生き残った内容が高度に要約された内容になります。
次に第2段階の要約力について説明します。上記の教科書と問題集から作ったまとめノートは段階的に加筆して作るのでちょっと内容ごちゃごちゃしています。そこで第1段階のまとめノートを見て、第2段階のまとめノートを作ります。これにより加筆修正しながら作った第1段階のまとめの不備を吸収したより完成度の高いまとめノートができあがります。そしてこういうノート作りは、PCやスマホで打つのではなく、手書きでノートにするのが効果的です。どうしてかというと、手で書くとことで内容がゆっくりと頭に整理されて記憶されます。PCやスマホのまとめはキレイですがすぐ忘れてしまいます。一方、手書きでまとめたものは長く記憶に残り、深く印象に残って忘れにくいです。多分手書きは時間がかかるので脳はそのくらいの速度の方がちゃんと理解して記憶できるんだと思います。
そしてここまで煮詰めた内容については、私が投稿した暗記アプリのような機械的な暗記ツールを使っていつでもどこでも何度でも確認する意味があります。これも繰り返しノートを複製するとどんどんまとめが深くなって記憶にも残りますが、現実問題そういう作業は時間もかかるし何度もやるにはそうとうな根性が必要です。暗記アプリでやることは学習した内容のアウトプット練習です。自分がインプットした内容を整理・定着させるにはその知識を使って問題を解くのに使うことで、さらに理解が高まり記憶に残ります。そうです。暗記アプリは暗記のためではなく暗記したものをアウトプットして脳に「これは生きていくのに大事な内容だ」と勘違いさせるために使ってこそ価値があるんです。
こういう試験対策的なまとめを継続的にやった暁には、別に試験でなくても世の中で生きていくために必要な知識を整理して覚え、その知識を使って賢く生きることが上手になります。私がこれを強く感じるのはオリラジのあっちゃんのYoutube大学の授業です。彼は受験で身に着けた要約力を使って難しい話をエクストリームXXXなどと言ってコンパクトに圧縮して説明するので非常にわかりやすいですよね。彼はよく新刊の本をホワイトボード1面にキーワードで要約していますが、究極の要約力とはああいうことが短時間でできる能力です。だから要約力を付けることは試験対策に限った話ではないのですが、逆にいうと、試験対策という人生の中では練習期間の間にその能力を少しづつ高めていくことがその後の人生を賢く生きるための地頭づくりになるということです。あっちゃんはそうやって動画のために要約して得た知識を使って資産運用をしたり、実生活を豊かにするために使っているのです。それこそが本当の要約力の使い道だといつも思います。
